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8月記事 脆弱性の危険性

 ご存知ですか?「脆弱性」の危険性…!!

 

 いつもご購読して頂いている皆様、セキュリティ対策はしっかりできていますか?
最近セキュリティのニュースでよく耳にするキーワード「脆弱性」、
実際どんな意味かご存知でしょうか?
 
「セキュリティソフトを入れたから対策は万全!」
・・・と思われている方は必見です!
 
 
 
 
 

皆さん既にご存知の通り、

今年の5月頃からランサムウェア「WannaCry」というウイルスが話題になり、

世界規模で被害が多発しましたが、日本でも発生したことが確認されています。

 

■トレンドマイクロ セキュリティブログ
ランサムウェア「WannaCry/Wcry」による国内への攻撃を 16,436件確認

 http://blog.trendmicro.co.jp/archives/14906

 

 

「脆弱性(ぜいじゃくせい)とは?

 

インターネットの世界では「脆弱性=不具合・欠陥」を意味します。

 

パソコンの中には、OS、Office、ブラウザ、メール、PDFリーダ、Flashプレイヤー、JAVA等・・・
多くのソフトがありますが、これらは「人」が作っているということもあり、
利用していく上で「不具合・欠陥」が発見されています。

 

それを補うために、日々脆弱性が発見されては、メーカーが「更新プログラム」を提供し、
アップデートを呼びかけているのです。

 

 

 脆弱性があるままでパソコンを使い続けると・・・

 

 
※↑弊社スタッフ
 

セキュリティレベルがかなり低い状態なので、第三者に見せたくない情報が見えてしまったり、
本来は不可能なはずの操作を可能にしてしまうのです。
せっかくウイルスソフトが入っていても、
攻撃者が不正にアクセスできる道を作ってしまっているんです…

 

泥棒に例えると、防犯カメラやオートロックのある家よりも
簡単に壊せそうな鍵の家を狙うようなイメージです。

 

こうして侵入されたとしても、攻撃されたことに気付きにくく、
更新を定期的に行っていない人が多いことから、近年脆弱性を狙った攻撃は増えてきています。

 

冒頭の、脆弱性を狙ったという5月のニュースでは、
3月にマイクロソフトが公開したセキュリティ更新プログラムを適用していない
Windowsユーザーが標的になりました。

 

 

 

 直ちに脆弱性の対策をしましょう!

 

 まずはアップデートを。

 

「昨日アップデートしたからいいや」はNGです!
今日新たな脆弱性が発見されるかもしれませんので、
常にソフトウェアは最新にしておく必要があります。
ご自身のパソコンは大丈夫ですか・・・?

 

 

 

Windows7の場合の確認方法は

「コントロールパネル」→「Windows Update」です。

「Windowsは最新の状態です」になっていればまずは一安心。

 

サポートが終了したOSやアプリケーションは利用しない。

 

サポートが終了しているので、更新プログラムは提供されません。
社内でWindowsXPなど使っていませんか・・・?
 

 

 

  最後に・・・

 

「パソコン、システムに詳しい人がいないから不安・・・」
というお声もよく頂きます。

 

セキュリティ関係はとても複雑でわかりにくいですが、感染してからでは遅いです。
ご不安なことがございましたらお申し付けください。一緒に対策を考えましょう。

 

榎本有花

 

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