50年情報通信網を整備してきた歴史と実績をベースにネットワーク構築からシステムインテグレーションまで常にお客様のご要望に迅速にお応えしていきます。

>
>
>
(株)重化学工業通信社

株式会社 重化学工業通信社 様

 

   事業所名  株式会社 重化学工業通信社様
   ご担当者様
 ITチーム  推進統括 山形様
   所在地  千代田区 神田
   事業内容

 化学・重化学分野に特化した産業報道

 および出版サービス業

   従業員規模  25名
   お客様HP https://www.jkn.co.jp/

 

 

 

 株式会社 重化学工業通信社様は、石油・化学・重化学プラント分野に特化し、

「工業設備新報」「石油化学新報」「重化学工業新報」などの専門誌や、

業界向けメールニュース・書籍を発行しています。

国内外の設備投資動向や技術情報を

網羅的に収集・分析し、化学エンジニアやプラント関連企業に対し

価値ある情報を提供することを得意としています。

 

  

Q1 実施したセキュリティ対策は何ですか?
A1

UTM(Watchguard)、Subgate、ESETです。

 
弊社では、複数のセキュリティ対策を段階的に導入してきました。
具体的には、UTM機器として「ウォッチガード」、ネットワーク内部の感染拡大を防ぐ「Subgate」、エンドポイント対策としてウイルス対策ソフト「ESET」を導入しています。

UTMは2010年代初頭、当時のフロアにオフィスがあった時期に導入しており、長年にわたり運用しています。Subgateは2022年に導入し、ESETについても長期的に継続しております。
これらを通じて、「入口対策」「内部拡散防止」「端末での駆除」と三重のセキュリティ体制を構築しています。

 

Q2 セキュリティ対策を実装、強化した理由を教えてください。
A2 メールが使えないだけで“死活問題”に。業務継続のための現実的な備えとして、中小企業でもできる三重の対策が必要だと思いました。
 
弊社は報道機関ですので、情報の取り扱いには高い慎重さが求められます。記事にした情報だけでなく、未公開情報や取材過程で得た機密な内容などもあり、万が一外部に漏洩すれば、信頼を損なうリスクがあります。
そういった情報を扱っている以上、何かしらの対策は必要だと思いました。
また、報道業は“信頼”によって成り立つ仕事です。信頼していただくためにも、「セキュリティ対策をしっかりしている」という姿勢を社内外に示すことが非常に重要だと考えています。

他社で実際に発生したインシデント(IT化された業務がウイルス被害で停止し、FAXや紙で対応せざるを得なかった例)を目の当たりにし、被害の大きさを強く実感したことも、対策を強化するきっかけとなりました。

中小企業の場合、大規模な被害までは想定しにくい部分もありますが、それでもやはり、業務の根幹を担う「情報のやり取り」が止まってしまうことは、非常に大きな問題です。
日常的に使っているメールが使えなくなるというだけでも、現代のビジネス環境においては“死活問題”となり得ます。
特に、弊社はウェブニュースを5本運営しています。それぞれは外部のサーバーで管理されてるため、万が一社内ネットワークにウイルスが侵入しても、ウェブニュース自体が即座に感染するというリスクは比較的低いでしょう。しかしながら、ウェブニュースの更新作業は社内ネットワークから行っているため、仮にネットワークを遮断しなければならない事態が発生すれば、サービス提供そのものを停止せざるを得なくなります。


そうしたリスクを踏まえると、やはり

セキュリティ対策は「何重にも施して損はない」と考えています。たとえば、外部からの侵入はUTMで遮断し、仮に侵入されたとしても、端末でのウイルス対策(ESET)により被害を防止。そして、さらにその前段階として、社内での感染拡大を防ぐための「内部拡散防止」の仕組みとして、SubGateを導入しました。

(株)重化学工業通信社 山形

 

 

Q3 なぜ、セキュリティ対策を施す際、弊社を選んでいただいたのですか?
A3

セキュリティ対策は「信頼」を守るために行うもの。信頼できる会社にお願いしたいという想いがあり、その点でマグマックスさんは非常に心強いパートナーです。

 
中小企業ではIT専任者を置けないケースも多いですが、マグマックスさんのように信頼できるパートナーがいることで、安心して任せられる環境が整っています。
セキュリティに限らず、電話機の入れ替えやオフィスの内装など、幅広い分野でマグマックスさんにお願いしてきました。どのご担当者も丁寧に対応してくださり、特にSubGate導入後に発生したソフトウェアトラブルに対しても、原因究明から対応まで非常に粘り強くサポートしていただけたことが印象的でした。
ITの不安があると、どうしても本来業務に割くべき時間が削られてしまいます。私であれば取材、営業担当なら営業活動、経理担当なら経理業務に支障が出ることになります。それは企業にとって大きなマイナスです。
そうした不安を感じることなく、安心して日々の業務に専念できています。

 

 

Q4 対策を施してみて、感じている効果やメリットがあれば教えていただけますか?
A4
「特に何も起きていない」ということ自体が、最大のメリットだと感じています。セキュリティインシデントが発生していないからこそ、日々の業務に集中できるという安心感があります。
 
私自身、IT専任ではありませんが、現在はほとんど対応に追われることなく運用できています。
たとえば、週に一度、レポートで「スパムメールを70件防御しました」といった通知が届く程度で、あとは特に対応することもなく、日々安心して過ごせています。「最近は少し多めだな」と思うことがあっても、それを把握するだけで済むので、非常に助かっています。

中小企業では、情報システムの専門人材を常駐で確保するのが難しいケースが多く、営業担当や総務の方が兼任で対応されているという話をよく耳にします。弊社も例外ではなく、私自身は編集担当でありながら、IT対応も兼任して
いる状況です。

弊社では、そうした「兼任体制」がある意味伝統のようになっています。
だからこそ、導入の決め手となったのは「手間がかからない」という点です。専門知識がなくても運用でき、実際に今、IT対応に時間を取られていな
いというのが最大のメリットだと感じています。

(株)重化学工業通信社 山形様・グマックス(株)営業部 平井
 

 

 

Q5 同業の方や他社の経営者様にも勧めたいと思いますか?
A5
一定水準以上のセキュリティ対策は、今や“必須”だと言えるのではないでしょうか。
 
もちろん、「もうすでに導入しているよ」とおっしゃる同業の方もいらっしゃると思いますし、弊社よりもさらに高度なシステムを使っている企業もあると思います。
実際のところ、どんなシステムを導入しているのかを話題にしたときに、「特に何もしていない」という声も聞こえてきます。そういった場合には、やはり「何かしらの対策は講じた方がいいですよ」と、率直にお伝えしたくなりますね。

同じ報道業界であれば、ひとたびどこかで情報漏洩などの事故が起これば、
「あの業界はセキュリティが甘い」と一括りに見られてしまいかねません。これは業界全体の評判に関わる話です。

そうした背景もあり、弊社としてもまだ課題の残る「外部ネットワーク接続時の安全性」などについても、今後さらに強化していく必要があると考えています。業界全体としても、やはり一定水準以上のセキュリティ対策は、今や“必須”だと言えるのではないでしょうか。

グマックス(株)営業部 平井・(株)重化学工業通信社 山形

 

Q5 今後マグマックスに期待すること
A5
今後も変わらず、安心して任せられるパートナーであっていただけたらと思っています
 
また、今後の課題として、社内の「人」に対するセキュリティ教育が挙げられ
ます。技術的な対策だけでなく、従業員一人ひとりの意識向上を図る取り組みにおいても、ぜひお力添えをお願いできればと思います。
 

 

 

このページの先頭へ